新緑が深まり季節のうつろいを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、昨年「床・意研究会」という愉快で楽しくなるような研究会が誕生しました。 この会は、建築における床の意味や意匠について、いろいろな建築家のみなさんやデザイナーさんと話し合ったり、フォーラムを開いたりする研究会です。 建築ジャーナリストの中ア隆司さんが主宰となり、中アさんが注目する3名の若手建築家と、特別協賛会社として参加することになった私たちIOCの社員2名が、現在の研究会の構成メンバーとなっています。 3名の若手建築家 弥田 俊男 やだ としお
1974年愛知県生まれ。96年京都大学工学部建築学科卒業。98年同大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了後、2011年までの13年間、隈研吾建築都市設計事務所に所属し、サントリー美術館、根津美術館をはじめ数多くの物件を手掛ける。10年より慶應義塾大学環境情報学部(SFC)非常勤講師。11年岡山理科大学建築学科准教授に就任するとともに、弥田俊男設計建築事務所を設立。現在、東京と岡山を拠点に活動中。 青木 弘司 あおき こうじ
1976年北海道生まれ。北海学園大学工学部建築学科卒業後、室蘭工業大学大学院を2003年修了。藤本壮介建築設計事務所を経て、11年青木弘司建築設計事務所設立。藤本壮介建築設計事務所在籍中は、同所創設期から約8年にわたり大小さまざまのプロジェクトに関わる。12年より武蔵野美術大学非常勤講師、13年より東京造形大学非常勤講師、14年より東京理科大学非常勤講師、15年より東京大学非常勤講師。今年開催される第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館に出展作家として参加。 菅原 大輔 すがわら だいすけ
1977年東京都生まれ。2000年日本大学理工学部建築学科卒業。03年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了後、日仏の建築事務所(シーラカンス・アンド・アソシエイツC+A、Jakob+Macfarlane、Shigeru Ban architect Europe)で10か国22都市のプロジェクトを担当。帰国後の08年SUGAWARADAISUKE設立。日本大学理工学部非常勤講師、早稲田大学創造理工学部非常勤講師。日本建築学会作品選集新人賞、ARCHITIZER+A Award入賞など、作品は国内外で評価されている。 そこで、今年の6月5日にIOCは創業10周年を迎えますが、それを記念して、床・意研究会主催の第1回フォーラムを開催いたします。 床・意研究会主催 IOC10周年記念第1回フォーラム
テーマ:「建築における床の意味と意匠」について パネリスト:白浜 誠氏、坂本 英史氏、川西 敦史氏(隈研吾建築都市設計事務所) 上記三氏はIOCの製品が採用された3つの作品のプロジェクトアーキテクトです。 青木 弘司氏(青木弘司建築設計事務所) 弥田 俊男氏(弥田設計建築事務所) 菅原 大輔氏(SUGAWARADAISUKE) モデレーター:中ア 隆司氏(建築ジャーナリスト) 内 容:隈研吾建築都市設計事務所の3つのプロジェクトについて、 下記の組合せで床材を中心に対談形式で講演をして頂きます。 1.白浜誠氏×青木弘司氏 作品:天王洲「PIGMENT」 2.坂本英史氏×弥田俊男氏 作品:長崎「ガーデンテラス長崎」 3.川西敦史氏×菅原大輔氏 作品:多摩市「帝京大学小学校」 隈 研吾 くま けんご 1954年横浜生。1979年東京大学建築学科大学院修了。1985〜86年米国・コロンビア大学客員研究員。90年隈研吾建築都市設計事務所設立。2001〜08年、慶應義塾大学教授。2009年東京大学教授に就任、現在に至る。作品多数、国内外の受賞多数。現在進行中のプロジェクトとして、スコットランドのヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアム・ダンディー、スイス・ローザンヌのEPFL(スイス連邦工科大学)のほか、フランスのサン・ドニ駅、アルベール・カーン・ミュージアム、イタリアのパドヴァ・コンベンション・センターなどがある。また、東京オリンピックに向けて建設される新国立競技場の設計にも携わっている。著書に『自然な建築』(岩波新書 2008)、『小さな建築』(岩波書店 2013)、『日本人はどう住まうべきか?』(養老孟司氏との共著 日経BP社 2012)、『建築家、走る』(新潮社2013、新潮文庫 2015)、『僕の場所』(大和書房)などがあり、多くが海外で翻訳出版されている。RIBA国際会員、AIA(全米建築家協会)名誉会員。 会場:イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA 住所:東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー2F 日時:2016年6月6日(月) 開場:18:00 開演:18:30〜20:00(パネルディスカッション) 終演:20:10 参加費:無料 収容人数:100名につき、招待者様のみご入場可能です フォーラムに参加を希望される方は、下記のフォームからお申込みください。 尚、今回は業界関係者の方のみとさせていただきます。 また、参加希望の方が100名になりましたら締め切らせていただきます。 悪しからずご了承ください。 最後になりましたが、熊本の震災で被害にあわれました皆様にはこころよりお見舞い申し上げます。 復興が進み、1日でも早く皆様がまた笑顔になる日が来ることをお祈りいたします。(以上IOC:寺内雅人) |
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